予防歯科

ブラッシングをマスターしよう

ブラッシングの目的は<歯垢>を取り除くこと

yobou01虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎を引き起こす原因は歯垢(プラーク)にあります。
歯垢は細菌のかたまりです。
この歯垢を毎日の正しいブラッシングによって取り除いておかないと、健康な歯を維持することはできません。

虫歯が原因で頭痛、肩こり、内臓疾患などをひきおこしたりすることもあります。

集中力の低下にもつながり、仕事や勉強の能率もさがってしまいます。
毎日をより快適にすごし、食べ物をおいしく食べるためにも、正しいブラッシングはとても大切です。

 

歯ブラシの選び方のポイント

1.大きさ

大きい歯ブラシでは口の中で動きがとれません。
歯の奥までとどくような、小さめの歯ブラシを選びます。
使う人の前歯2本分くらいが良いでしょう。

2.硬さ

やや硬めで毛先に弾力性があるものがおすすめですが、歯肉炎などのの症状のある方は、少し軟らかめのものを使用し、回復してきたら少しずつ硬めのものにしてみましょう。

 

ブラッシングの基本

1.力を入れすぎない。ゴシゴシではなくサラサラと。
2.みがく場所によってブラシの持ち方を工夫する。
3.みがきにくい場所からみがく。みがく順序をきめる。

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?PMTCってなに?

P・M・T・Cとはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略です。?
虫歯や歯周病の原因の一つにプラーク(ネバネバしたお口の中の細菌のかたまり)があります。

歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目、歯並びの悪いところのプラークは毎日きちんとブラッシングしていても完璧に落とすことはできません。

そこで自分自身でのブラッシングに加えて、診療室での定期的なお口の中のおそうじが必要なのです。

 

P・M・T・Cの手順
1.口腔内チェックと歯垢・歯石を除去

まずは歯と歯肉の状態を検査。

染め出し液を使って、磨き残しやタバコ・コーヒー・お茶などによる沈着物、歯石がついているかどうかをチェックして、ついていればそれを取り除きます。

 

2.クリーニング

特別な器具を使って、歯の表面、歯と歯の間、付け根の部分を1本ずつ丁寧に磨き上げていきます。

三角チップ→デンタルフロス→ブラシ→ラッパーカップと段階をふんで進めます。

 

3.クリーニングフッ素塗布

きれいに仕上がった歯にフッ素を塗ります。

 

フッ素を塗って虫歯を予防

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?歯周病ってなに?

歯周病は歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。

歯と歯ぐきの境目についた歯垢から、歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していきます。

歯を失う最大の原因です!

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統計によると、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。

しかし、35歳になってから突然、歯周病になるわけではありません。

実は、10代から少しずつ進行していき、20数年の歳月をかけて、歯肉をジワジワゆっくりと冒し歯ぐきから血が出るという自覚症状がでる30代の頃には、もはや歯肉炎・歯周病になっています。

虫歯と違って痛みがないため、
気がついた時には抜くはめに・・・
なんてこともありえる横綱級のこわい病気です。

悪化するとこんなに怖い!

歯周病進行段階は、大きく分けて「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階に分けられます。

ほとんどの人は、(歯肉から血が出る)といった自覚症状を感じてからはじめて歯科医の診察を受けに行きますが、このような症状があるときはかなり悪化した状態なのです。

ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。
50歳代で「自分の歯がほとんどない」という状態にならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。

日頃のケアで撃退しましょう。

毎日のブラッシング

毎日きちんとブラッシングをして丁寧に歯垢(プラーク)を取り除くことが大切です。
ただし、「磨いてる」と「磨けてる」は異なりますので、歯科医にしっかりとしたブラッシング方法を学びましょう。

定期検診

歯垢を放っておくと、石のように固い歯石になります。
こうなるともう日常のブラッシングでは取れません。
少なくとも半年に一回は定期検診に行き、歯石除去歯の健康チェックをしてもらいましょう。

早めの治療

歯周病は、初期のうちなら完治することができますし、かなり悪化しても、現在は治療法の進歩で、適切な治療とセルフケアをきちんとすれば、抜かなくてもすむケースが多くなってきました。

少しでも自覚症状があったら、痛みがなくても積極的に診察を受けましょう。

 

あなたの歯は大丈夫?チェックしてみましょう!

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フッ素のはたらき

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フッ素って本当に安全なの?

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フッ素は、自然界の物質で私たちが毎日食べるものの中にも、
含まれています。

しかし、フッ素は、塩と同様で、からだに必要なものでありながら、
大量に摂取すれば害になることがあります。

どんな方法でフッ素を応用するの?

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フッ素塗布

歯科医院や保健所でやっています。
定期健診にあわせて、3~6ヵ月ごとに行うことをおすすめします。
定期的に塗布しないと効果がありません。

フッ素入り

歯磨き剤をつけて歯みがき。

フッ素洗口

毎日つづけましょう。

フッ素は歯の平らな面には効果的。

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奥歯の咬む面は溝が深く、歯ブラシも届きにくく、食べカスやバイ菌がたまりやすい場所です。

この溝にシーラント材をつめて、汚れがたまりにくい、歯ブラシが当たりやすい表面にします。


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